手づくりやのぱんは玄米とお味噌の酵母で起こした天然酵母ぱんです。
そしてぱんの生地にも玄米とお味噌を練りこんでいます。
玄米はさいたま市見沼区の田んぼで作っています。
お味噌もこのつくったお米(5分づき)に麹菌をつけて米麹をつくり、北海道無農薬大豆と海の精で約1年かけて作っています。
3,11以降、田んぼ、畑とももうできないのか、作った作物もだめなのかという不安がつきまとっていました。
田んぼは自分の田んぼではありませんが、見沼区の他の田んぼの放射能検査結果、畑も蓮田市の検査結果とも不検出でした。
この結果で蓮田の土地に住み、お店をしているので、やはり自分たちの作ったものや地元のものを使いたいという想いでやってきました。
7月上旬で自家製米の在庫が切れ、地元の直売所の彩のかがやきという減農薬米を使っていましたが、それも在庫が切れました。
そして夏休み明けの今週から実家の京都、大阪の玄米を取り寄せることができたのでしばらく使うことにしました。
いまだに様々な情報が錯綜する中、放射能検査で不検出でも玄米の胚芽部分に放射能がたまりやすいということで、今後地元のお米を白米にして使ったほうがよいのか、関西方面の玄米を使うか、もんもんと悩み、部長とも話し合いました。
今悩んでいても仕方ないので、とりあえず自家製の新米がとれるまでは関西の玄米を使い、新米が取れたら玄米、そしてぱん自体も検査に出してみる予定です。
その結果をみて秋以降のことを決めようと思います。
その時はまたご報告します。